19日、8年にわたる準備作業を経て中国の高標高宇宙線観測ステーション(LHAASO)が着工した。LHAASOは「十二五(第12次5カ年計画、2011-2015年)」期間に実施される国家重大科学技術インフラプロジェクトで、高エネルギー宇宙線の起源の調査、および関連の高エネルギー放射、天体の変化、ダークマターの分布などの基礎科学研究を目的としている。
同プロジェクトは平均標高4410メートルの四川省稲城県の海子山に建設され、工期は5年。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年6月20日