QRコード決済で小店舗の経営コスト削減 売上アップ

来源:チャイナネット 时间:2019-08-21 10:39:46

  最近は包子店も果物店も、多くの小店舗が支払用のQRコードを置き、客は読み取るだけで支払うことができる。

  QRコード決済が普及し、小店舗も繁盛している。統計によると、2019年上半期、街中の小店舗の90%がQRコード決済の導入後に売り上げが向上し、消費回数は3割増加、売上高は2.5%増加し、100元商品の売上高は5%増加した。

  携帯電話だけで「衣食住・交通・日用」を解決

  「携帯電話を持って外出すれば食材を買える。以前は野菜市場で小銭を探さなければいけなかったが、現在は直接モバイル決済できる」。近所の野菜市場の店がQRコード決済を導入してから、四川省の陳さんは小銭をためて野菜を買う必要がなくなった。モバイル決済時代の到来に伴い、人々の「衣食住・交通・日用」は携帯電話だけで解決でき、大型デパートでも街中の小店舗でも、モバイル決済で全て済むようになった。

  西南財経大学経済学院の韓文龍准教授は、「モバイル決済が登場したのは主に、科学技術の発展後に通貨が電子化したためである。これにより取引コストを節約し、取引の速度を上げることができた。そのメリットは主に取引にかかる時間と費用を削減した点である。経済全体で見ると、モバイル決済は物流や資本の回転速度を加速化した。消費者に便利で、偽札を回避し、店側の記帳が便利というのがモバイル決済の明確なメリットである」と述べた。

  QRコードはモバイル決済において重要な地位を占めている。今年1月に中国銀聯が発表した『2018モバイルインターネット決済安全大調査報告』によると、中国の5億7000万人がモバイル決済を利用し、うちQRコードは最もよく使用される決済方法で80%以上を占める。

  QRコード決済で小店舗の経営コスト削減

  街中の小店舗は路地の奥や曲がり角にある。現在、これらの零細企業は内需の活力部分を担っている。統計によると、全国の約1億店の零細・個人業者は分散し規模が小さいが、デジタル経済によって活気づき、潜在能力が引き出されている。

  QRコードなどのモバイル決済は、無料のデジタル決済ツールを通じて小店舗の経営コストを削減した。支付宝は以前、無料のデジタル運営ツール、デジタル決済ツール、デジタルマーケティングツールなどを提供し、今後3年で全国の小店舗経営者のコストを500億元以上削減すると示した。そのほか、QRコードオンライン決済のイベントや花唄ローンなどの方式は消費を促進している。『小店舗経済報告』によると、花唄分割決済は1回当たりの消費額を大幅に引き上げ、3C(パソコン、通信、消費電子の3大科学技術商品)業の伸び率は41%に達する。

  民間経済の一部である小型業者は、1店舗で見れば目立たないが、その存在感は中国経済の成長の「ネットワーク」を形成し、経済成長の基礎を固めた。

  「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年8月20日

责任编辑:焦竞赛
相关内容